Coffee Break #003

見当識の障害って...。

認知症の中核障害である「見当識の障害」っていまひとつわかり難い言葉ですよね。この”見当”というのは、いわゆる「見当がつかない」の見当と同義。認知症の場合は時間、場所、人の見当がつかなくなるようです。

この障害は比較的早い段階から現れます。私の妻の原因疾患はアルツハイマーですが、アルツハイマーの場合は、時間→場所→人の順で障害が現れる場合が多いそうです。原因疾患による違い・個人差はあるようですが、妻の場合はこの順番通りで、あらゆる症状がアルツハイマーの典型のように思います。

最近は人に関する見当識の障害が顕著になっています。自分が誰なのか?自分は一人なのか?私(夫)が誰なのか?等々...。鏡に向かって話をしたりすることも増えてきました。初めて発見した時は本当にショックで、しばらく立ち直れませんでした。この ”鏡に向かって話す” 症状はアルツハイマー特有のもので、確定診断の判断材料でもあるそうです。人の見当識障害が現れ始めてからせん妄に近い症状が現れる頻度が増えました。この症状に対してもできるだけ落ち着いてさらりと対応することが肝要なように思います。なかなか難しいですが...。

2017. 5.10

NPO若年認知症交流会
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